紫外線について

肌と紫外線

紫外線は日焼けやシミ、そばかすの原因になったり肌の老化を早めたり、体の免疫力を低下させる事が最近の研究でわかってきているようです。 一方で、カルシウム代謝に重要なビタミンDを作ったり、殺菌効果を発揮したりします。

<全般的な影響>
良い影響:
・ビタミンD3を作る ・皮膚病の治療に用いられる(光線治療) ・殺菌効果
悪い影響:
<急性> ・日焼け ・免疫機能低下 <慢性> ・皮膚~シワ ・シミ ・良性腫瘍 ・前がん症、皮膚がん ・白内障
毛髪と紫外線

毛髪は紫外線により乾燥、強度の低下、表面の粗雑化、色素や光沢の消失などの影響を受けます。

しかし、その機構はまだ詳しく解明されていません。

通常、紫外線が毛髪に当たると紫外線は吸収され、毛髪を構成しているアミノ酸(シスチン、チロシン、フェニルアラニン、トリプトファンなど)が酸化されて別の物質に変化してしまいます。こうなることで、毛髪を構成しているケラチンタンパクがダメージします。

また毛髪のS-S結合が切れ、酸化によってシステイン酸(SO3H)が生成することでも毛髪がダメージします。

プールや海水浴などで髪が濡れた状態で紫外線を浴びるとシステイン酸の生成が加速され、さらにダメージが大きくなります。

髪が日焼けするとどうなるの? キューティクルがはがれやすくなる 髪が乾燥しツヤがなくなり、パサつきが多くなる 髪の柔軟性がなくなり、切れ毛や枝毛が増える 紫外線がメラニンを分解するので、髪の色が褪せて赤茶けた色になる カラーの色も落ちやすくなる 髪の老化が進行し、抜け毛や薄毛、白髪が増えやすくなる
キューティクルがはがれやすくなる
      髪の一番外側を覆っているキューティクルが紫外線の影響でめくれたり、はがれてしまうと、
髪の中のたんぱく質や保湿する成分が流出
      して髪の水分がなくなります。これが髪の乾燥やパサつき、ツヤがなくなるなどの原因のひとつになります。
      また、強い紫外線は髪内部のシスティン結合(タンパク質やアミノ酸がしっかり結びつき、髪の強度を保っている構造)も切断してしまいます。このダメージにより、
切れ毛や枝毛、抜け毛が増えてしまう
      と言われています。
髪を日焼けから守る!対策法はコレです!
      帽子をかぶる
      日傘をさす
      UVカット機能つきのスプレー、トリートメントやスタイリング剤を使う
      紫外線が強い時間帯の外出を避ける
    一度参考にしてみてください☆
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